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お酒に弱くてもワインを楽しもう♪おいしい「低アルコールワイン」

お酒に弱くてもワインを楽しもう♪おいしい「低アルコールワイン」

アルコール度数が低めのワインがあることをご存じでしょうか。

お酒に強くない人や、「今日はあまり酔いたくないけど、強くないお酒なら飲みたいな」という気分の時、ワインのアルコール度数が気になってしまうことがありますよね。

これからの暑い季節、「ゴクゴク飲める」「氷やソーダを入れて気軽に飲める」、そんな低めのアルコール度数のワインがあったら嬉しいですよね。

 

今回の記事ではそんな時にぴったりな、アルコール度数「10%以下」の【低アルコールワイン】に焦点を当て、近年人気が高まっている理由や、おすすめの低アルコールワイン銘柄についてご紹介していきます。

 

ワインのアルコール度数は高い?

そもそも、ワインのアルコール度数は高いのでしょうか。一般的なワインのアルコール度数は11~15%程度。ビールが大体5%程度、缶チューハイは37%程度ですから、食中酒としては高めなお酒と言えます。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は2040%程度とかなり高めですが、食事中は水割りやソーダ割りにする場合が多いと思いますので、大体8%程度の度数で飲まれることが多いです。

 

ワインはもともと海外のお酒。アルコールを分解する酵素活性が高い欧米人なら問題ないかもしれませんが、日本人には少々アルコールが高いと感じる人は少なくないようです。また造りの上でも、ブドウが熟してお酒に醸造する過程でアルコール度数が自然と10%以上になるため、このくらいの度数になっています。

 

一概には言えませんが傾向として、白ワインより赤ワインのほうが度数が若干高いものが多いです。温暖な気候のよく熟した赤ワインは15%ほどになることもありますので、お酒に弱い方には少し厳しい度数かもしれません。

 

これまでは低い度数のワインを作ろうとすると、飲み応えがなくなってしまったり、ブドウが熟し切る前にワインにするために美味しくなくなってしまうことが多々ありましたが、近年では栽培・醸造技術が進歩していて、低いアルコール度数でおいしいワインがどんどん増えてきています。

 

 

低アルコールワインの魅力

 低アルコールワインの最大の魅力は「飲みやすさ」。軽快で爽やかな味わいのワインが多く、ワイン初心者でも受け入れやすい、やさしい味わいが特徴です。食事に合うドライなものから、ブドウ由来のほのかな甘みを残したものまでさまざまな商品がありますので、「甘くないお酒がいい」人にも、「ほんのり甘いワインが好き」な人にも、どちらも楽しむことができるでしょう。

 

ワイン好きな人にも、シーンに応じてぜひ飲んでみてほしい低アルコールワイン。「さっぱりとした軽い飲み口のワインを飲みたい」時、「今日はいろいろな種類を飲みたいから度数を低く抑えたいな」という時、「明日は朝早いから軽いアルコールにしておきたい」など、色々なシーンに重宝します。

 

実は近年、健康志向や「さっぱりした味わい」を求める嗜好の変化から、世界的にも低アルコール化の流れがみられていて、ノンアル・低アルのワインや酒類が世界中でトレンドになっています。

 

トレンドになっているということは、世界中の生産者が「おいしい低アルコールワイン」を造ろうと切磋琢磨しているということ。これからもどんどんおいしい低アルコールワインが市場に出てくることが予想されますね!

 

おすすめの低アルコールワイン5

 

  • スキニー・レッド・サウス・アフリカ [NV] ヴァン・ロヴェレン

 ○アルコール分8.5%

南アフリカの赤。低アルコールに加え、カロリーオフという嬉しいワインです。口当たりはベルベットの様に滑らかで、プラムやレッドベリーのフレーバーを持つ柔らかな味わいです。

 

 

  • サンタ・ヘレナ・アルパカ・デライト・レッド 750ml

○アルコール分5.5%

1942年創業、チリの有名ワイナリーサンタ・ヘレナ・アルパカ社が手掛ける低アルコールワイン。日本のスーパーなどでもよく見かけるメジャーな生産者で、ブラックベリーやカシスの香り、すっきりとしながら渋みも感じられます。コストパフォーマンスも魅力です。

 

  • サンテロ ディーレ モスカート・ダスティ

 

○アルコール分5.5%

北イタリアの爽やかな口当たりが魅力的な微発泡性の甘口ワイン。マスカット種特有のフルーティでアロマティックな風味が口いっぱいに広がります。手で掴んだような独特のボトル形状が特徴で、話題になることうけあいです。

 

  • ランド 赤

 

○アルコール分6%

2009年度スペイン最優秀醸造家に選ばれた、フェデリコ・ルセンド・ディアス氏が手掛けるワイン。3つのオーガニック認証を取得。ブラックベリー、ラズベリーなどの果実の香りが魅力的なワイン。 甘酸っぱさが魅力で、飲み口は甘口。カクテル好きな人やお酒が苦手な人でもおいしく飲めるワインです。

 

  • メルシャン 甘熟ぶどうのおいしいワイン 赤 500ml

 ○アルコール分4%

爽やかな「マスカット」と甘さたっぷりの「コンコード」を使用した、華やかで軽やかな果実味のある赤ワイン。アルコール度数は低めの4%で、ジューシーな甘口。氷を入れてロックにしたりソーダ割にしてもおいしく、女性やお酒に弱い人にもおすすめです。

 

まとめ

今回は「低アルコールワイン」について、魅力やおすすめ銘柄についてご紹介しました。近年、味わいや品質の向上が顕著な低アルコールワイン。海外・国内とも増えてきているので、選択肢の幅も広がっています。ライフスタイルに合わせて、ぜひ楽しんでみてくださいね。

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